Another Sessions...Plus

Vigotone VT-180
ライナーノウツ日本語版
Playing Time: 55 minutes
1.Come And Get It2:301982 alternate mix
2.Leave My Kitten Alone2:521982 mono mix
3.Not Guilty4:231982 stereo mix
4.I'm Looking Through You2:51take 4 - no fade
5.What's The New Mary Jane5:431968 alternate stereo mix
6.How Do You Do It?1:58unedited mono mix
7.Besame Muchooriginal mono mix
8.One After 9092:561982 mono mix
9.If You've Got Troubles2:491982 stereo mix
10.That Means A Lot2:31dry mono mix
11.While My Guitar Gently Weeps3:141982 stereo mix with original ending
12.Mailman, Bring Me No More Blues1:331982 stereo mix - no fade
13.Christmas Time Is Here Again3:131995 B-side with original intro
14.Ob-La-Di, Ob-La-Da2:50muddy stereo mix
Bonus Tracks
15.A Hard Day's Night2:421982 stereo mix w/false starts
16.She's A Woman1:17take one 1982 stereo mix - fragment
17.12-Bar Original6:451965 mono mix
18.Norwegian Wood (This Bird Has Flown)2:001982 stereo mix
19.I'm Looking Through You2:541982 stereo mix

Another Sessions...Plus

まず始めに Sessions があったが…これはあまり良くなかった。

少なくともそれは生き残ったビートルズの意見だが、かつてEMIが1962年から1969年の間にビートルズのセッションで生み出された未発表作品のコレクションを完成して彼らは風を得た。 確かに『SESSIONS』はでたらめに編纂されたコレクションで、収録時間も短く、年代順とは無関係に並べられ、さらに特権を与えられたジェフ・エメリックによってトラックの法外な編集やミキシングが行われた。 これはEMIの常套手段であるが、それはこの努力が他のビートルズ作品の再パッケージとは大して違わないという考えに立っていた。

この事実はEMIを止めることはできなかった。1984年12月に自由主義諸国への発売に向けてカタログ番号は決定され、面白みのないスリーヴが準備され、プロモート用のシングル曲も選ばれた(Leave My Kitten Alone)。『SESSIONS』のリリースは1985年1月に延期された。しかし、アップルと弁護士らの手は振り下ろされ、『SESSIONS』は棚上げにされた。10年後、ビートルズやEMIの間の訴訟が片づいて元の仲間に戻り、ビートルズ自身の『SESSIONS』…拡張され『ANTHOLOGY』…がリリースされた。愛されず、望まれなかった『SESSIONS』は今もEMIの倉庫に眠っているが、不幸にもエメリックが『SESSIONS』用に作ったミックスや編集の多くは『ANTHOLOGY』に使われていた。

『SESSIONS』のオリジナル・バージョンはSPANKによる同名の素晴らしいパッケージで聴くことができる。しかしここで我々が皆さんの聴く喜びのためにしたことは『SESSIONS』別バージョンの編集である。我々はEMIのジョン・バレットによる最新の秘蔵音源を利用したが、それはオリジナル・アルバム編纂の触媒のひとつであった。これら別バージョンには彼が1983年の「Abbey Road Show」のために作った別ミックス、また彼自身のために作られたミックスを含んでいるが、そのほとんどはエメリックのミックスを凌いでいる! さらに、ボーナス・トラックとして同じくバレットが「Abbey Road」用に作成した音源を追加しているが、そのいくつかはCDに収録されたことのないミックスである。全体として、これはしばしば聞かれた音源の最高のコレクションであるが、ここに収録された形では聴けなかった。どうぞ楽しんで下さい。

Peter Mewtilate
June 1999

The Songs:
(特記外はジョン・バレットによる1982年のミックス)

1. Come And Get It
(stereo) (recorded July 24, 1969)
バッドフィンガーにとって初めてのヒットとなるポールの作品のデモは、録音されたその日にステレオにミックスダウンされている。『セッションズ』制作時にジェフ・エメリックがそれをリミックスしたが、これは彼が手を加える前のバレットによるミックス。

2. Leave My Kitten Alone
(mono) (recorded August 14, 1964)
この未発表曲が『セッションズ』に収録された際、それはステレオともモノともつかぬ奇妙なミックスだった。これはバレットが『ABBEY ROAD SHOW』用に作成したモノ・ミックス。

3. Not Guilty
(stereo) (recorded August 8, 1968)
このジョージ・ハリスン作の未発表ビートルズ作品は、『SESSIONS』の全曲中で最悪のトラックだった。エメリックはセクションを丸ごとカットし、回転数を落とし、面白味に欠けるトラックにしてしまった。悲しいことに、そのミックスは『ANTHOLOGY 3』にも使われ、彼の罪は大衆に広まった。とにかく、これはオリジナルの、ジョン・バレットが彼自身のためにミックスしたフル・バージョンである。

4. I'm Looking Through You
(stereo) (recorded November 10-11, 1965)
エメリックのましな仕事のひとつであるこの曲の『SESSIONS』バージョンは大部分がそのまま使われた。ここに収められたバレット版は『RUBBER SOUL』で採用されたテイクで、エンジニアのコールを含み、2回の失敗(誤って米盤LPに収められた)と、そして最後まで聴くことができる。

5. What's The New Mary Jane
(stereo) (recorded August 14, 1968, mixed October 14, 1968)
「Leave My Kitten Alone」からこのトラックまでの4年という歳月は、どんな変化を生んだのか…。いずれにせよ、これはこの素晴らしいレノン作品の別ミックスで、1968年ものビンテージ(同じ日に作られた、『TURN ME ON DEAD MAN』に収録されているミックスとは別物)。これはまさにエメリックが改善したと言えるトラックで、ヨーコ・オノのパートから多くを取り除き、オリジナルのミックスを意欲的と言えるものに作り直した。

6. How Do You Do It
(mono) (recorded and mixed Sept. 4, 1962)
エメリックが『SESSIONS』用に作ったもうひとつのツギハギで、彼は明らかな理由もなくオリジナルの未発表トラックを再編集し、オリジナル・バージョンでは繰り返されなかった歌詞をリピートさせていた! これは手を加える前のモノ・ミックス。

7. Besame Mucho
(mono) (recorded and mixed June 6, 1962)
このトラックはビートルズの最初のレコーディング・テストで録音されたが、全てのバージョンは同一のテイクである。これは個人のコレクションより唯一生き残ったミックスで、1980年代初頭にEMIの元に戻った。『SESSIONS』のバージョンよりも、イコライゼーションが若干平坦ではある。

8. One After 909
(mono) (recorded and mixed March 5, 1963)
ジョン・バレットによるモノ・ミックスで、テイク4の前半と編集テイク5をつなげたもの。ビートルズがこの初期のレノン/マッカートニー作品を、1969年の「Get Back / Let It Be」プロジェクトで救済したのは言うまでもない。

9. If You've Got Troubles
(stereo) (recorded February 18, 1965)
ジェフ・エメリックは、完成度の低いこのレノン/マッカートニー作品の『SESSIONS』バージョンで親指を強く下に向けた。リンゴ向けにアルバム『HELP!』用に作られた曲である。有り難いことに、これはバック・オーエンズの「Act Naturally」に取って代わられる。『SESSIONS』の制作中、エメリックは「If You've Got Troubles」の第1ヴァースを削除して、イントロに第2ヴァースを直接つなげた。なぜ?誰が知ろう?  そのミックスはこれ以上改悪できなさそうな出来であり、G・マーティンとビートルズの3人は、「SESSIONS」ミックスを無視して完全なオリジナル・テイクを使った。 ここに収められたのは1982年の、バレットによる別のステレオ・ミックス。まったく、「誰でもいいからロックしろ」!

10. That Means A Lot
(stereo) (recorded February 20, 1965)
この『HELP!』未発表トラックは、これまで聴くことのできなかったドライ・モノ・ミックス。

11. While My Guitar Gently Weeps
(stereo) (recorded July 25, 1968)
『THE BEATLES』に収められたジョージ・ハリソンの名曲の、添加物なしのテイク1は、本コレクションの逸品である。1983年の「ABBEY ROAD SHOW」でこの曲のバレット・ミックスが最初に聞かれたとき、その簡素な美に誰もが仰天し、そこでは地に帰るような最後のアルペジオを鳴らしたあと即座にハリスンが「さあ聞き返そう」とコメントする。不幸にも、エメリックの『SESSIONS』ミックスでは実際のエンディングを採用せず、最後のコードをループしてフェイド・アウトさせている。さらに不幸なことに、それと同じバージョンが『ANTHOLOGY 3』に使われた。ここに最高のクオリティでオリジナル・ミックスを収録することを誇りに思う。

12. Mailman, Bring Me No More Blues (aka Mailman Blues)
(stereo) (recorded January 29, 1969)
ビートルズはこのロイド・プライス作品をバディ・ホリーのカバーで聞いていたと思われるが、これは「Get Back / Let It Be」セッションで最後まで演奏された数少ないオールディーズのひとつであり、結局『SESSIONS』で取り上げられた。しかしエメリックはこの曲をトラックの頭でフェイド・インさせ、演奏が終わる前にフェイド・アウトさせた。これはバレット・ミックスで、短いもののフル・エンディングで収められている。

13. Christmas Time Is Here Again
(stereo) (recorded November 28, 1967)
このバージョンは「Free As A Bird」のB面として1995年にリリースされた。我々はオリジナルのイントロを復元する自由を奪われた。

14. Ob-La-Di, Ob-La-Da
(stereo) (recorded July 3, 1968)
奇妙だが、ここに収められた「Ob-La-Di...」の別テイクは濁った音質で、過去に他のリリースにも登場したもの。しかし、この裏『SESSIONS』には全ての曲が収められるべきだと我々は判断した!

Bonus Tracks:

15. A Hard Day's Night
(stereo) (recorded April 16, 1964)
この「ABBEY ROAD SHOW」からの断片には、面白いレノンのウィットがフィーチャーされている。テイク1から、彼らは正しいコードに突入すべく試行錯誤しているが、むしろジョンは楽しんでいる。バレットは、ジョンによる最後のカウント「1-2-3-4!」をリリースされたテイク9に繋げているが、これはバレットによる別のステレオ・ミックス。

16. She's A Woman
(stereo) (recorded October 8, 1964)
残念ながら「ABBEY ROAD SHOW」のテープにはこのテイク1の少しの部分しか残らなかったが、大変面白いテイクなのでここに収録した。

17. 12-Bar Original
(mono) (recorded November 4, 1965)
18. Norwegian Wood (This Bird Has Flown)
(stereo) (recorded October 12, 1965)
19. I'm Looking Through You
(stereo) (recorded October 24, 1965)
「ABBEY ROAD SHOW」を観た人達は、ブートレガーの裏をかく目的で細切れにされた未発表曲しか聴けなかった。しかしショウが終わって1ヶ月後には完全な録音が流出した。しかしなお、バレットはショウに収められた曲の完全バージョンをミックスしており、2つは彼が仕上げた、もうひとつは未発表のミックスである。アビーロードでは、これらのトラックは back-to-backで演奏されていたので、それをここに同じ形で収録するのは意味がある!


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