THE TWICKENHAM SESSIONS 調査報告 by 野崎
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DISC 8 (YDT004-2)

Disc 8 Track 1 (7:56) 1969.1/14 Roll 139, Camera A, Slate 240
1. "Song Of Love"  DDSI 14.22 【既】 前ディスクのトラック7-(3)の続き。収録時間の関係からか分けて収められた。
2. "Song Of Love"  DDSI 14.23 【既】 ポールが4回繰り返して演奏(3回目は中断)。オペラ歌手風やプレスリー風に歌っている。
3. "As Clear As A Bell Says La Scala, Milan" DDSI 14.24 【既】 ポールがピアノを弾き、オペラ歌手の様に歌っている。
4. Hello, Dolly DDSI 14.25 【既】  ポールのピアノ弾き語り(口笛もあり)。演奏後6:59からは既発にはなかった部分。
  • ディスク7-トラック7と同じロールの後半分。(4)の演奏後にSlate 240-Aコールあり。
  • 信号音の入る箇所が同じなので既発とは同じロールである。既発分は『The Get Back Journals 2』 Disc 8 Track 22-25に収録されている。
Disc 8 Track 2 (16:14) 1969.1/14 Roll 145, Camera A, Slate 247 continued
1. "Madman"   【新】 ジョンが何度もつっかえながらピアノで弾こうとしている。一度だけ歌おうともしている。
2. "Madman" DDSI 14.27 【既+新】 初めの4秒位既発より長く収録。ジョンがエレピを弾きながら歌い、ポールがギター、リンゴがドラムという布陣(以降、このトラックは全て同様)。
3. Mean Mr. Mustard ~ "Madman" DDSI 14.28 【既】  「Mean〜」には正規テイクにはないコーラスがついている。メドレーで「“Madman”」へ続き、それの2バース目(歌なし)で演奏終える。
4. "Watching Rainbows" DDSI 14.29 【既】 ポールがギターで「I've Got A Feeling」のリフを弾くと、ジョンはこの曲を歌い始める。後半はインストになり、途中でテープが切れる(既発も同じ)。ブックレットでは次のトラックのみに記載されている。
  • Roll 145/A camera/Slate 247(cont.)。
  • (2)は『The Get Back Journals』 Disc 6 Track 1で、(3)(4)は『The Get Back Journals 2』 Disc 8 Track 27-28で既発となっている。これらも同じロールからであろう。
Disc 8 Track 3 (15:10) 1969.1/14 Roll 146, Camera A
1. "Watching  Rainbows" DDSI 14.29  【既】 前のトラックの続きで、曲のインスト・パートの最後の部分。ちなみに、『Journals 1』Disc6 Track3 の3:44〜4:33と4:35〜5:00の部分は別ロ−ルからの収録なのであろう、そこでしか聞けない箇所である。
2. Improvisation DDSI 14.30 【既】 ポールが典型的なロックンロールのギターリフを弾き出して始まる、3人によるインストゥルメンタル。これの演奏後から(3)の始めまでは初登場。
3. Improvisation  DDSI 14.31 【既+新】  始めの17秒は新登場部分。ポールのギターリフを中心としたジャムを3人で演奏する。途中でジョンが歌を少し入れている。(3)(4)の曲間にもカットがないので、20秒位を初めて聞くことができる。
4. Take This Hammer DDSI 14.32 【既】 ジョンがボーカル。
5. Johnny B. Goode DDSI 14.33 【既】  ジョンがボーカルをとっており、第1コーラスまで行った後でテープが切れる。ブックレットでは次のトラックだけにクレジットしている。
  • Roll 146/A camera。Slateコールはなし。
  • 信号音の位置や最後の切れ方から、既発と同ロールであると判断できる。(1)〜(3)は『The Get Back Journals 2』 Disc 8 Track 28-30で、(4)(5)は『The Get Back Journals』 Disc 6 Track 5-6で既発。
Disc 8 Track 4 (11:54) 1969.1/14 Roll 147, Camera A
1. Johnny B. Goode   【新】 トラック3-(5)の続きで、コーラスから収録。その後インスト状態になり演奏が終る。
2. Get Back   【新】 まずポールが少し歌い、しばらくしてからジョンがエレピを弾いて歌い始める。ポールとリンゴも前と同じ楽器を担当。Lorettaバース〜コーラス、Pakistanisバース〜コーラスと続いた後、演奏が砕けていき終了する。
3. Instrumental     【新】 3人で演奏するシャッフルのブルース・ジャム。最後にポールがほんの少し歌っている(声をあげている)のがかすかに聞き取れる。
4. Instrumental ~ Unknown     【新】 ポールのギターリフ(14.31と似ている)を中心としたインストを演奏していき、後半でギターだけの演奏になった後ジョンが突然歌い始める。この曲は、曲名は分らないが実在のものかもしれない。ブックレットでは(3)(4)を合わせて「Blues Jam/Blues Madman」とクレジットしている。
5. "Madman" DDSI 14.34 【新】 ジョンがエレピで弾き語りをするが、コーラスに入ってつっかえてしまい終る。
6. You Know My Name DDSI 14.35 【新】 ジョンのエレピ弾き語り。ポールも背後で歌っているのがかすかに聞こえる。短い演奏。
  • Roll 147(A cameraより)。
  • 全てブートレッグ初登場。(1)〜(4)は書籍『Get Back』にも記載のなかった音源。
Disc 8 Track 5 (11:27) 1969.1/15 Roll 148, Camera A, Slate 249
1. Instrumental   【新】 スレイト番号コールの背後に聞こえるオルガン(ポールか)とドラムの演奏。約15秒。ドラムは素人ぽいが、誰だろう?ブックレットでは「Oh! Darling」と誤って記載している。
2. Oh! Darling DDSI 15.1 【既】 ポールのピアノ弾き語りで、すぐに中断する。エコーユニットが使われている(以降の演奏にも)。
3. Oh! Darling  DDSI 15.2 【既】 ポールのピアノ弾き語り。第4バースでは語り調の歌になり、その流れで第2ミドルでは大部分をオクターブ低く歌っている。次の第5バースで終る。
4. Ob-La-Di, Ob-La-Da DDSI 15.3 【既】  ポールがピアノを弾いておどけた感じでコーラスとエンディングを歌う。この演奏後スタッフの作業時(撤収作業か)の録音が6分以上続き、これは初登場。最後に「Good night」の声が聞こえ、テープが終了する。
  • ロール番号のアナウンスはなし。ブックレットではRoll 148-A、910's Guideでは?付きでRoll 125となっている。Slateコールは249-A。
  • (2)〜(4)は『The Get Back Journals 2』Disc8 Track 31-32に収録済み。信号音の入る箇所が同じなので、既発と同じロールの音源である。
Note:
DDSI番号(特記外)および比較する既発のベストソースは『The 910's Guide to The Beatles' Outtakes』 (3rd edition)に従った。
【新】は初登場のもの。
【既+新】一部が既発で一部が初出のもの。
【既】は既に他のブートレッグに収録されたもの。

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